未分類 - ナスキー・シルバー船長の航海日記

ＢＬＵＥＷＡＴＥＲ／５０　ＳｐｏｒｔＦｉｓｈｅｒ　完成～　間もなく出荷です

南海遊艇製造のＢＷ－５０がこの程完成～出荷の準備中でしたが造船所に訪問、
部分的な写真を撮りましたので紹介します。５０Ｆのゆったりクルーズのモデル
で同社の主力艇です。主に米国西海岸周辺に輸出～同地の強力なデーラーが販売
既に１００艇余を輸出しております。日本にも今シーズンから当社が販売します。
船型は造船所が拘るオーソドックスなＦＢ仕様のクルーズ＆ユースのゆったり～
のモデルです。全ての内装、仕上げは伝統継承の木調仕様を多様、広くゆとりを
持っております。仕事は表面だけでなく裏側の作業仕上げも丁寧に作業性を優先
しております。電気、配線、スイッチ類、ドアノブ、配管、バルブ類をはじめ～
エンジンセッティング後の処理、スペース空間に至るまで配慮されてます。
ＦＢ配置も広くゆとりと居住感が豊かでコントロールシステム、３６０度の視界
は操縦席で安心感があります。
スピードよりは（トップ・28ノット）居住性と安定感、納得のクルーズ艇です。

船積みのためにＦＢ装備を取り外した写真です。ＨＴを装備してます

取り付け完成時の写真です



木調作業は伝統職です



ＢＷ－５０は次艇が積層作業中です。また、５７Ｆも船体が脱型～作業進行中です。

ＢＷ－５７Ｆ　製造進行中です

地味な造船所ですが信頼される仕事が生命です。お問い合わせ大歓迎です

凪の相模湾でスポーツボートの試乗～　カッ飛バシ

久振りにスポーツタイプのボートをドライビング・５８マイルのスピードを堪能しました。
昨年当社が販売したスカラブ・３１スポーツ／ＭＣＭ５０２　ツインで５３００回転余～
試乗当日は昼頃から天候が回復し快晴。沖合いも５０センチ余の絶好の海上でした。
お客様も同乗して乗りのりでスロットルワーク。３５～４０年前のボート界はスポーツが
全盛期でしたが昨今は元気の良いカッ飛びボートが見られませんね。　復活を期待です。

江戸前船～伝統を継承する佐野造船所　９代目が東京湾クルーズ営業

東京都江東区潮見～　夢の島マリーナ近隣に船造りの伝統を引き継ぎ今風のクルーズボートを
手作りで製造する佐野造船所。一昨年はホンダ船外機搭載のオープンボートを製造、ボート
ショーに出展しました。９代目は長兄の佐野龍太郎さんと弟、稔さん。龍太郎さんのご長男
が１０代目として修行中ですが職人技は一人前です。
私は先代ともお付き合いがあり他界後も９代目にお世話になっております。久振りに造船所
を訪問して船造りのノウハウを伺ってきました。　　稔さんが仕事の合間に１２年かけ仕上
た手作りの「サノ・クラフト／ＤＯＶＥＲ」が、東京湾クルーズ・ボートとして営業を開始、
お台場～羽田空港沖～京浜工場周辺～隅田川・桜見物～チャーターなど、プライベートクル
ーヅを行なっています。
ボートはマホガニー、チーク材で仕上げクラシックな中にも落ち着いた雰囲気と調和が何と
もいえない、佐野造船所の歴史がＤＯＶＥＲに生かされています。間もなく桜のシーズン。
低料金で稔船長と奥様がクルーズをサポートしてくれますよ。　今年はこれで決まりですね。

全て手作り。エアコン、ギャレー、ベット、冷蔵庫、ソファーも完備。トイレの蓋も手作り


塵いれ、ティッシュボックスも手作りですが、写真の組み方は伝統芸の結晶です