6月, 2014 - ナスキー・シルバー船長の航海日記

函館　クルーズボート「KANEMORI　BAY　CRUISE・KAREN　Ⅱ号」

セッティング中の函館湾～クルーズボートが作業終了、JCI検査も合格・シートライアルも順調に終了。
最後に総点検、トレードマークのシールを貼って完成しました。１６日にトラックで輸送で青森～経由
フェリーで函館港に上陸します。金森赤レンガ倉庫・特設桟橋で暫くトレーニングします。
今年は先輩艇のシーレイ・３３０DAと２艇体制で湾内クルーズの営業を致しますよ・・・・・。
皆さん～函館観光の時には赤レンガにお立ち寄り～乗船をお待ちしております。

詳細情報は：函館金森赤レンガクルーズでHPを検索して下さい。

船名シールも貼りました。スポーティーなクルーズボートに仕上がりました

BAY CRUISE　３２F　スズキ：２２５馬力　２基搭載　最大スピード３９ノットを記録

スズキ　２２５馬力：最大５８００回転～　クルージング中は３５００回転２２～２３ノット？

左右逆回転のステンレス３ブレードプロペラをセットしてます

赤レンガ桟橋では後方左側より乗船します

テスト中の曳き波～穏やかな海面でしたが滑走性に優れたサラブレットのようでした　V

函館周遊クルーズボート・入荷しました。セッティング後～間もなく就航

函館・金森赤レンガ倉庫～函館湾をクルージングする、KAREN　Ⅱ号が造船所から国内ヤードに入荷です。
急ぎスタッフ、メカニックを動員して時間経過を忘れてセッティングします。６月５日～から豪雨ですが～
作業を進めていきます。来週にはJCIの検査予定ですから休息もありません。完成写真は来週です。

通関後に本船から引き取り、エンジン未搭載ですから～曳航です

曳航中です

あいにくの雨空で船体が？　実際は美艇に仕上がってますよ

船体にはKANEMORI　BAY　CRUISREの大きなステッカーを張り、目立つようにします


船外機・スズキ：２２５hp　２基搭載です　　函館快適クルーズは間もなくです

ご愛艇の船底をクリーンにガード・マリンボンベール本格新発売

係留中のボート、ヨットの船底に貝・藻等が付着する～　長期係留艇には当然で避けられない出来事。
小型、大型艇を問わずプレジャーボート、ヨット、更に漁船、本船、大型船舶等、広大な海域を航行
する全ての船舶の船底部は水面下に潜む汚染・不純物の攻撃からは逃れないのが現実です。
また、魚網や生簀など魚介類の生産性にも大きな悪影響、打撃も受けております。海洋汚染は日々
進んでおり、防止策は社会的な大きな課題となっております。海に従事する者として汚染防止は最大
のテーマです。「出来る事から実行しましょう。ビニール袋や塵、ペットボトル・油等は捨てない」。

船底をクリーン・ガードする「マリンボンベール」(製造元・(有)ケミカルボイスジャパン：千葉県
柏市手賀)の開発は１９９８年・亜塩素酸ナトリューム水溶液を主原料とし船舶・船底部をクリーン
にする液体溶液です。既存の市場で販売されている各社の船底塗料に混入するだけで使用可能です。
当社も同メーカーとの縁で４年前から当社扱い艇に実験塗装を実施してきました。通常の船底作業
後に船底塗料５社の塗料に(２kg缶・４０cc混入・４kg缶・８０cc混入)、３０艇余に使用しました。
「当初は毒？　本当に着かないの？　過去にも同様の材料があったな～」と、同業者からは不安な
言葉の応酬でした・・・　使用後６ヶ月艇、１年艇を上架・船底塗装部・特にフジツボ貝の付着が
少なく効果は良といえました。今年からはプライマー時、本塗装時、更に金属部、スラスター等に
実効性が確約できたので積極的に使用していきます。オーナー様、同業者の皆様にも丁寧に説明を
致しますのでお問い合わせをお待ちしております。

２０１４年６月上架(１３年６月上架から、１年後の上架です)　船底部は貝付が目立ちません

船首部の船底。係留地は千葉県内房の港です。上架後の写真です

左舷プロペラにロープが絡まって？　船底部は綺麗でしたがトリムタブにはそれなりに付着

スクレッパーで貝取りも楽チン、高圧洗浄機で更に洗浄します

塗料メーカーの宣伝ではなく商品名がでましたがお許し下さい。１０Lボトルと３０ｃｃ小瓶
塗料に混入するだけです(よくかき混ぜて下さい)

４kg缶に６０ｃｃ混入

マリンボンベール混入後は普通にローラーで塗布作業

今回の５８Fにはバインダーにも混入、シャフトブラケット、ラダーにも使用しました

船底塗装作業が終了です。１年後の船底状態が楽しみです

左舷側の船底部～一年後が楽しみ